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防水工事とは?Question!
Answer!
屋根や屋上は紫外線や強い雨などにより過酷な自然環境にさらされています。
防水層の劣化はそういった自然環境による影響が大きいです。
劣化の進行に気付かなかったり、気付いていても放置してしまうと雨漏りや、建物の腐食の原因になります。
防水工事とは、建物の内部に雨水が入らないようにすることです。
部位は、屋上やバルコニーが主になります。
雨漏りする前に、前回の施工後より10年~13年程でメンテナンスをすることをおすすめいたします。
防水工事をしっかりと行うことは、建物全体の寿命を延ばすことにもなるので建物にあった仕様を選定し、丁寧で確実な技術による施工が必要です。
弊社は、メーカーと常に協力し、知識・技術の向上に努めています。
また、長年の自信があります。
次回の工事のことまで考えた防水工事をご提案することを心掛けています。
このような症状はありませんか?
ドレン廻りが詰まっている
ドレン廻りや排水溝に泥や砂、小石が堆積していると、ドレンが詰まって水が溜まるようになり防水機能の低下に繋がってしまいます。
剥がれや浮きが見られる
シートの接合部や端末に剥がれや浮きがあると、そこから水が侵入、漏水の原因となります。
雑草やコケが生えている
屋上やバルコニーに雑草が生えていると、草の根が防水層の内部に侵入してしまい、防水機能の低下に繋がります。
防水の表面に膨れがある
防水層の膨れ部分の内部には空気や水が含まれており、その膨れが大きくなると、繋ぎ目の接着部分の剥がれに繋がります。また、防水層に膨れがあると穴が開きやすくなります。
トップコートが劣化している
トップコートの劣化は美観だけでなく、日差しなど自然環境からの保護機能が低下し劣化を早めることになります。
防水工事の種類
弊社では主に、下記の防水種類をご提案しています。
(これらの他にも様々な防水の種類があります。)
それぞれの特性を熟知しておりますので、建物にベストな工法を選定いたします!
ウレタン塗膜防水 | 塩ビシート防水 | FRP防水 | |
---|---|---|---|
耐用年数 | 10年~13年程度 | 10年~15年程度 | 10年~13年程度 |
施工箇所 | ベランダ・屋上 | 屋上・ベランダ | ベランダ・屋上 |
工法 | 密着工法 通気緩衝工法 |
機械的固定工法 密着工法 |
密着工法 |
ウレタン塗膜防水
改修工事で最も採用される工法です。
複雑な形状の建物にも収まりが良く、継ぎ目のないシームレスな防水膜を作ります。
液体状の防水材を施工箇所に施工し厚みを作ることで防水効果を発揮させる工事です。
屋上・廊下・バルコニーなど、あらゆる場所に施工可能です。
ウレタン塗膜防水のメリット・デメリット
- メリット
- 次の防水工事の際に重ね塗りができるため、安価で施工できる
- 継ぎ目のないシームレスな仕上がりのため、防水性が高い
- 機械的固定工法は下地を選ばない
- デメリット
- ウレタン塗膜防水のデメリットは特にありませんが、以下がポイントになります。
- 職人の腕によって防水の塗膜の厚みに技術の差が出る
- 塗膜の厚みが少なければ、経年劣化が早くなってしまう
- プライマー(防水層を密着させる役割の接着剤)の選定ミスが多い
- 防水の仕上がりにも技術の差が出やすい
- 機械的固定工法は建物内部に音や振動が発生する
塩ビシート防水
機械的固定工法と、密着工法があります。
防水材を乾燥させる時間がいらないことに加え、広い面積を一気に施工できます。
塩ビシート防水のメリット・デメリット
- メリット
- 塩ビシートは工場で一定の厚みで作られるため、防水層の厚みが安定している
- 機械的固定工法は下地を選ばない
- 勾配が悪く、水たまりができた場合にも防水層の劣化はしない
- デメリット
- 塩ビシート防水は継ぎ目ができるため、確実に施工をしないとシートのジョイント が開いてきてしまい、漏水の原因に繋がる
- 機械的固定法は、音や振動が発生します。
FRP防水
FRP防水は、ガラス繊維でできたマットを施工箇所に敷き、下からと上からでポリエステル樹脂をガラスマットに含ませます。
軽量で耐水性・耐久性・対候性に優れており、さまざまな形の建物にも対応できます。
FRP防水のメリット・デメリット
- メリット
- 固くて丈夫な仕上がりになるため、耐荷重性・耐摩耗性に優れています
- 植木鉢を置きたい方や、ペットをバルコニーに放したい方に向いています
- 勾配が悪く、水たまりができた場合にも防水層の劣化はしない
- デメリット
- 工事中の匂いがきついため、改修工事には不向きかも・・・
- 固くて丈夫な反面、下地の動きには弱い
- ガラス繊維を使用するため、施工箇所周辺にガラス繊維が舞ってしまう
(環境にはあまり良くない材料です)
それぞれの工法には長所・短所がありますのでしっかりとお打ち合わせをさせていただき、建物や状況にあった適切な工法をご提案させていただきます。